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インタビュー 第3回 ともの支援

千葉県浦安市でさまざまな障がい福祉サービスを展開する、
「社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも(以下、とも)」。
障がいの有無や年齢などを問わず、手助けを必要とする人に
必要とする時と場所へ…そんな想いを持って、
日々の生活支援を続けています。

第2回では、「とも」の具体的な事業展開について紹介。
「リアルな居酒屋で働く」という、福祉の事業所が運営するお店としては異色すぎる点に、びっくりした方も多いのではないでしょうか。

第3回となる今回は、そんな「とも」に入った先輩の声や新卒スタッフに対するサポート体制についてお伝えしていきます!
教えてくれたのは、創業者で代表(理事長)の西田さんとパーソナルケアセンターのリーダー・岡村さん、基幹相談支援センターの管理者・矢冨さん。

井出
写真

学生さんにとって興味がそそられる事業も多い「とも」ですが、スタッフに対するサポート体制も大きな魅力のひとつです。
「とも」の職場環境や教育体制に関するリアルな声を知りたい方は、ぜひ読んでみてください!

井出

〈聞き手=人事・井手〉
〈以下、西田さん:西田、岡村さん:岡村、矢冨さん:矢冨で表記〉

先輩たちが「とも」に入った理由

岡村さんは、23卒の採用にも関わったとか。
学生さんが「とも」に就職しようとした理由として多いのは、どのようなことでしたか?

井出
岡村

「誰でも地域で共に生きる」という、「とも」の理念に共感したって話はよく聞かれましたね。

西田

でも、学生さんによって
「とも」でやりたいことって結構違っていて…。
事務の総合職になりたいって方も何人かいましたが、
「うちは現場からだよ」と言ったらヘルパーから始めるのを決意してくれました。

理念に共感して、
「自分の納得した法人だから、何でもやります!」
という方もいましたね。
あとは、障がい児の通所支援をしたいという方も多い印象です。

幅広い事業を展開している分、学生さんにとって選択肢が多いというか…
興味を引くポイントが多いのも「とも」ならではですね。

井出
矢富

第2回でも話に出た居酒屋をやっていた頃は、就職説明会でその話を出すと学生さんの食いつきがすごくて!
「1回見に来てみない?」「一緒にご飯食べようよ」ってところから、「とも」への興味につながっていた方も多かったですね。

でも「とも」に入職した新卒スタッフが最初に学ぶのは「利用者さんのニーズをくみ取る」こと。

興味をそそられた学生さんにとって気になるのが、就職後のサポート体制だと思いますが…
「とも」ではどのように新人教育を進めているのでしょうか?

井出
岡村

ケア職として入職した場合、食事介助などの体験学習をします。
とはいっても、介助技術を教えるわけではありません。
私たちが一番最初に教えたいのが、利用者さんのニーズをくみ取ることです。

実際に利用者さんのお宅に先輩と一緒に訪問して、
「今、利用者さんはどんなふうに感じてるかな」とか、
「何をしてほしいと思ってるかな」とか…
新人さんがくみ取れるように少しずつ教えていきます。

多くの福祉施設では、どちらかというと介助技術を先に教えていくイメージですが…
「とも」では逆なんですね。

井出
岡村

言葉を使わない利用者さんも多く、そういう方ともコミュニケーションを取れるようにしてほしいので。
先輩の同行は早くて半年くらいで外れるケースもありますが、大体は1年間、結構手厚く同行指導を続けますね。

たとえば、「今のどが渇いてるから、お水を飲めるように介助しましょう」
みたいなことがわかるようになってきたとします。
すると、次は
「お水をどうやって飲ませたら、安全にニーズが満たされるか」
という、具体的な支援方法を教えていくんです。

支援方法が身についたあとは…?

井出
岡村

利用者のニーズを感じることができて、自分がサービスを提供することができるようになったら、今度は場所を広げていきます。
支援する場所をおうちの中だけでなく、外出先や旅行先、イベント、お仕事などに少しずつ広げていくんです。

そうして先輩と同じように支援できるようになったら、次に支援の時間を伸ばしていきます。
朝の7時から2時半とか、午後のお風呂介助から寝る前の準備もして…みたいな感じで。

新人さんの成長具合に合わせて、支援する場所や時間を少しずつ広げていくと。
とても手厚いサポートで、新人さんも1歩ずつ着実に成長できそうですね。

井出
西田

体験学習のほかにも、障がい種別ごとの座学や事例検討もあったり、日頃から上司などのスーパーバイザーからのアドバイスを受けたりすることもできます。

矢富

新人育成や研修の計画は、部署ごとはもちろん、法人でも立てていますね。
いろんな育成メソッドを活用して、キャリアパスに基づいて新人さんを育てていく…
そんな体制を整えています。

みんなが真剣だからこそ悔しい思いもいっぱいする。

学生さんからしてみると、職場の雰囲気や働く人たちの空気というものも気になるところだと思うのですが…
そのあたりはいかがでしょうか?

井出
岡村

新卒で入った2年目の方からは、「目の前の利用者さんのニーズにどう応えるか、真剣に考えているスタッフが多い」とか。
「その分、スタッフ同士のコミュニケーションが活発」という声もありましたね。

いわゆる、風通しがよい職場というのが実現している場所なんですね。

井出
岡村

ただ、自分の意見をバンバン発言できるかっていうと、また違って…。
やっぱり先輩たちのレベルが高すぎて、「自分はまだ意見を言うレベルに達していないな」と引け目に感じる方もいるみたいです。
みんなが真剣だからこそ悔しい思いもいっぱいするし、それによってまた成長できる場所なんだと思います。

レベルの高い先輩たちが近くにいると学ぶことも多いし、「あの人みたいになりたい!」ってモチベーションアップにもつながりそうですね。

井出

第3回目の今回は、「とも」に入った先輩の声や新卒スタッフに対するサポート体制についてお伝えしました。

利用者さんの人生に寄り添い、途切れのない支援を続ける「とも」…その支援の形や方向性が今なお受け継がれているのは、スタッフの育成プランやサポート体制が万全な点も大きく影響しているといえるでしょう。

全3回でお送りした「パーソナル・アシスタンスとも」のインタビュー。成り立ちや事業展開、スタッフ育成にいたるまで、「『とも』ならでは!」というところが多かったですね。

「とも」についてさらに詳しく知りたい方は、公式HPや各事業所を訪れてみてはいかがでしょうか。

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